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東京都出身の西尾(左)と京都府出身のさがね(右)のコンビ。
一世を風靡した番組「タモリのボキャブラ天国」などで人気を博し、一躍有名コンビとなる。
その後、改名を経て現在では、TBS「キズナ食堂」などのテレビやライブ等で幅広く活躍中!
西尾の公式ブログ:
http://ameblo.jp/nicchamenxgun/
どうもX-GUNです。
僕らは2008年まで仙台でラジオを8年間やらせてもらってました。
隔週月曜の深夜にやっていたので、月曜の夕方に仙台に入って1泊して東京に帰るパターンでした。
仙台と言えばやっぱり『牛タン』。めちゃめちゃおいしいですよね。
でも最初は東京の焼肉屋さんの牛タンしか思いつかなかったので「牛タンで飯なんか食べられないでしょ?」と否定的だったんですが食べてみたら、奥さん、これが飯がすすむ、すすむ。しかも地元の有名店には牛タン塩味以外にもみそ味、たれ味って言うのがあってこれもまたおいしいんだ。
それからは、しょっちゅう食べに行ってました。。
が、8年も通ってると何か地元みたいでだんだん「いつでも食べれるでしょ」と言う感覚になり牛タン食べずにハンバーグ食べたり、とんかつ食べたり東京にもあるようなチェーン店で食べたりしていて牛タンはほとんど食べなくなりました。
食べる時は芸人のゲストが来た場合ぐらい。
特に同じ事務所のバナナマンは2人共牛タンが大好きでした。
一度、日曜にイベントをやって月曜日ラジオをやってと言う仙台に2泊3日してもらった時の事です。
牛タン大好きバナナマンは、日曜仙台に着いて放送局の人が「お昼何にしますか?」の問いに「牛タンお願いします」と即答。お昼はイベント場所近くの牛タン屋さんへ。
イベントも終わり、一旦ホテルに戻って夜7時に集合して打ち上げをする事になりました。
スタッフが「打ち上げ場所何系がいいですか?」と聞いてきましたが、正しい答えは「居酒屋がいいですね」「酒の種類が多いバーみたいな所ありますか?」「ちょっと女の子が横に座ってくれるような店ではじけません?」見たいな事なんです。
でもバナナマンは「牛タンがいいっすね」とまたもや即答。なので、一旦牛タンやさんで牛タン定食を食べて、そのあと居酒屋さんで飲むことになりました。
その居酒屋さんでもつまみを頼んでたら、バナナマンのヒムケンが「牛タン焼きを3つ」とここでも牛タン。
みんなでワイワイ飲んでたら、バナナマンのおさむから「明日朝からラジオの時間までどこか遠いところ・・・・」と言うので仙台の有名な名所に行きません?と言われるのかと思ったら「ラジオの時間までどこか遠いところの牛タン食いに行きません?」って言われました。
「朝から?」って聞き返したら「そうですよ西尾さん、牛タンチャンスは逃しちゃダメですよ。仙台にずっと来てるからって、牛タンチャンスに気づけないなんてどうかしてますよ」と訳のわからない「牛タンチャンス」って言葉が出た上にちょっと怒られてしまいました。
なのでバナナマンの牛タンチャンスのために、次の日朝からラジオまでの時間、3件の牛タンチャンスをクリアーしました。
ラジオも終わり後は次の日は帰る日。バナナマンに「X-GUNさんて明日仕事あるんですか?」と聞かれたので「ないよ、帰るだけ」と言ったら目をキラキラさせながら「じゃあ行っちゃいます?牛タンチャンス!」
その言葉どおり、次の日も朝11時の開店と同時に1軒、夕方5時頃に新幹線のチケットを取ってたので、3時間後に腹がいっぱいなのにもう1軒行きました。
合計7回の牛タンチャンス。
結構キツかったです。
さぁ帰ろうと仙台駅に行ったら、仙台駅の新幹線改札横に牛タンやさんがあるんです。
「さすがに・・・」と思っていたら、バナナマンの目はその店を見ていました。
「え?」と思ったのも束の間、「アンコール牛タンチャンス行っときますか?」
合計8回の牛タンチャンス。
もう牛タンはいいや・・・・・と思ってたら2008年にラジオ終わっちゃって、今や牛タンをしょっちゅう食べられない僕達。
あーーーーーーどこかに牛タンチャンスないかな?
次はダジャレを言わせればそこらのおじさんたちとどっこいどっこいの末高斗夢です。