タン

舌。下ゆでして表面のざらざらした厚い皮をそぎ取り、薄くスライスして食べるのが基本。ホルモンの中でも意外に脂肪分が多い部位。舌の読み方が「タン」と思われていますが、語源は英語の「Tongue」。

フワ

肺。ふわふわとした食感で味は淡白。

ハチノス

第2胃。名前の通りその形状が蜂の巣に似ているため、こう呼ばれます。独特の風味と歯ごたえがあり、あっさりしていて食べやすい内臓肉。

レバー

肝臓。英語の「liver（レバー）」が語源。タンパク質、ビタミンA・B1・B2、鉄分などのミネラルが豊富で栄養価が高い部位。

マメ

腎臓。香りに癖があるが、脂肪が少なくビタミンB1・B2が豊富。ブドウ状の形をしており、語源は豚の腎臓が空豆の形をしているからだと言われています。

テッポウ

直腸。開いた形が似ているためにこの呼び名になりました。柔らかくてコクがあり脂も多く濃厚。

ギアラ

第4胃。赤セン・英語名　Abomasumからアボミと呼ばれる。語源は諸説あり、第4胃といっても腸のような働きをしているから偽の腹「偽腹ぎはら」が訛ったという説がありますが、本来の胃はギアラなので意味合いが違います。終戦後、基地なので働いていた在日の方が、報酬の代わりにホルモンを貰っていたことから「ギャラ」が訛ってギアラになったという説が有力です。