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今号は読書の秋ということで、親子で楽しめる「絵本」を大特集!!
徳島にゆかりある物語や今話題の絵本の世界を是非お楽しみください♪
「やっているつもり」「知っているつもり」「言ったつもり」。弱気なときに、つい口にしてしまう“つもり”という言葉。でも、「つもり」はやっぱり『つもり』でしかありません。もし、この“つもり”を食べてくれるヤモリがいたとしたら……。NHK『みんなのうた』から生まれた、森に住む“つもりやもり”の子ども・パピと、町で出会った少年・トムの心温まる物語。是非、親子で「つもりヤモリ」の歌といっしょに読んでもらいたい一冊!
この絵本は第二次世界大戦中に東京の上野動物園で実際にあったお話です。爆弾で動物の檻が破壊されたときに、猛獣が逃亡するのをおそれ殺処分されることになりました。ライオンやトラに毒を飲ませて処分し、ゾウのジョン、トンキー、ワンリーの三頭も殺されることになってしまいます。ところが、毒の入ったエサは食べず、毒を注射しようとしてもゾウは硬い皮膚に守られていて注射ができないので、エサを与えることをやめて餓死させようとする悲しい物語です。
これは30年ぐらい前に阿波市で本当にあったお話です。農家に生まれ、家庭料理といえばナスビばかり、遠足の弁当といえば煮物ばかりと決して裕福ではないものの、笑顔いっぱいの家庭でした。ところがある日、お母さんは鬼になりました。毎日毎日、知らない団地に連れて行って、見た目が悪く市場で売れないナスビを売り歩かせたのです。お母さんが鬼になった理由がわかったのは、お母さんが死んだあとのことでした。
徳島県の田舎町を舞台とした実話。これから子育てをする方には是非読んでもらいたい本です。
この絵本は第一次世界大戦のとき、坂東俘虜収容所で俘虜生活を送ったドイツ兵捕虜と、地元住民との友情を描いた作品です。大谷焼きの作り方や鉄棒の練習、演奏会など奇跡的な交流の数々があげられています。ドイツ兵が帰国する日が近づき、お別れの演奏会がおこなわれたとき、日本で初めてベートーヴェンの交響曲「第九」が演奏されました。
第一次世界大戦終了後の坂東俘虜収容所。松江所長とドイツ兵捕虜と坂東の人達が起こした心温まる奇跡の交流がわかる絵本です。
ビジネス書から文芸書・コミックまで、本のことなら小山助学館本店へ!
官報、チケットもお取扱いしています。
いろんな動物が次々とおなかを「ぽんぽん」たたいていく絵本。「ぽんぽん」という楽しいリズムが心地よく、動物や赤ちゃん、お父さん、お母さんの動きや表情に癒されます。子どものおなかを「ぽんぽん」しながら読むとスキンシップがとれて◎。
うまれたばかりの小さなあおむしは、おなかがとってもペッコペコ。月曜から土曜日まで毎日たくさんの食べ物を食べていきます。お腹が痛くなった次の日、ちょうちょになったのです。ページに穴が開いていて、あおむしが様々な食べ物を食べてあけた穴を表現し、子どもが楽しみながら読める仕掛け絵本。
子どもの好奇心を刺激しつつ、絵本全体がカラフルなので美的感覚も磨かれると思います。
しろくまちゃんがホットケーキを作ります。材料を揃えるところから始まり、失敗しながらホットケーキを完成させて友達と食べます。最後にはちゃんと後片付けも。食べる楽しみだけでなく、作る楽しさを教えてくれる一冊。
プライパンの上でホットケーキが焼き上がっていく様子はとてもおもしろく、料理の用意、作る、食べる、後片付けの過程を絵本を通して教えてあげられます。一緒にお料理するきっかけができますね。
空と地面しかない「しーん」としたところから突然、地面の一部が「もこっ」と盛り上がり、「もこ もこ もこ」と大きくなって「にょき」で「ぱくっ」、最後は「しーん」「もこ!」という不思議な絵本。
出てくる言葉は擬音ばかり。でもそれ以上の言葉は必要ありません。子どもの感性にはピッタリ!!
きんぎょばちからきんぎょがにげます。部屋のあちこち、次から次へ。部屋の景色に紛れ込んでいるきんぎょを親子で楽しく探しながら、読み進めていく本。きんぎょを探す楽しみ、予想してあてる楽しみ、見つける楽しみを感じさせてくれる一冊。どちらが先にきんぎょを見つけるか競争するのもおもしろいかも。
走る汽車に乗り込んでくるのは、コップやスプーン、リンゴやバナナなど身近なのもの。
「のせてくださーい」「がたんごとん」といった繰り返しの絵本ですが、絵も文もシンプルなので読みやすく、読み終えると「もう一度!」のリクエストが多い一冊。「だれがきたのかな?」と問いかけながら読むとコミュニケーションがとれますよ♪
店長からのコメント
太平洋戦争の末期、上野動物園の象の話。動物園にも戦争があったということ、戦争は悲しいことを子供といっしょに考えて欲しい1冊です。