某月某日、徳島を代表するヒップホップアーティスト・コーキと、佐賀を代表するお笑いタレント・はなわによるスペシャル対談が、東京都内某所の徳島料理店にて開かれた・・・・

徳島について

CO-KEY(以下C): 今日はよろしくお願いします!

はなわ(以下H): よろしくお願いします!

C:
早速ですが、はなわクン前にテレビのロケで徳島来てましたよね?
H:
ええ、実はボク徳島はもう何度も行った事あるんですよ。初めて行ったのが、阿波踊りのシーズンにロケで。あれは凄いですね!皆、音が鳴り出したら一斉に踊り出して。ホント徳島名物!でも踊ると意外に難しいっすね(笑)その時に鳴門のうず潮や藍染の所にも行ったし、最近は大歩危小歩危にも行きましたよ。
C:
へぇ~。結構徳島通ですね(笑) では徳島の印象は?
H:
いや~ぶっちゃけ、徳島はボクの故郷、佐賀の最大のライバル県だと思っています(笑)
C:
えっ!? ・・・・・ちなみに佐賀の人口ってどれくらいなんですか?
H:
人口は、約80万人くらいですね。
C:
お~、徳島とほぼ同じですねぇ!
H:
ほら、やっぱりライバルです(笑)
C:
じゃあ、なんか有名なものとかあります?
H:
サロンパスでお馴染みの久光製薬!
C:
それだったら、徳島もオロナミンCでお馴染みの大塚製薬!
H:
あ~、そうかぁ。
C:
でもなんか少し似てるっぽいですね(笑)
H:
似てますよ!気候も、雰囲気も、町歩いた感じも。山もあるし、海もあるし・・・。
C:
そうなんだぁ。じゃあ、ある意味徳島も、はなわクンにとって故郷みたいなもんじゃないですか!?
H:
確かに、そうですね。前に、ある番組で徳島の野球チーム「インディゴソックス」の応援歌を制作する企画があって、その為に地元の人と触れ合いながら徳島を色々と旅したんですよ。そんで最後、選手と一緒にグラウンドで練習した後、完成した応援歌を皆に聞いてもらったんですよ。あの時は本当感動しましたね・・・。それ以来、徳島はボクにとって第2の故郷です!今でも選手とはメールのやりとりしてますしね。
C:
へ~それは嬉しいですね!インディゴソックスといえば、ボクも去年、映画「阿波DANCE」のキャンペーンで始球式に参加させてもらったんですけど、あれからボクも大ファンで応援してます。今年は是非頑張ってもらいたいですよね。
H:
間違いないです!
C:
ていうか、はなわクン「徳島は佐賀のライバル」って言っておきながら、バリバリ徳島好きそうじゃないですか~!?(笑)
H:
ハイ、愛してます!
H&C:
ハハハハハ~!!(爆笑)

音楽・お笑いについて

C:
はなわクンといえば、ネタの時ベースを弾きながら歌うのが有名ですが、お笑いの前にはバンドとかやってたんですか?
H:
ええ。元々、音楽が好きで、それこそ色々なものを聴いてたんですけど、当時いわゆるバンドブームが来てて、友達がバンドやろうって言ってきたんですよ。それでまぁ、モテるかもしれないと思って「あぁいいよ」なんて感じで始めましたね(笑)そんで、とりあえず兄ちゃんがベース持ってたから借りてベースやることになりました。
C:
へぇ~、そうなんですね。ちなみに当時どんなの聴いてました?
H:
ボーイとかブルーハーツ、それにパーソンズなんかも好きでしたねぇ。
C:
パーソンズ!懐かしい~(笑)ボクも大好きだったな~。それから?
H:
そこから徐々にYMOや電気グルーヴとかの方にはまっていきましたね。
C:
え~、それは意外!ボクも電気グルーヴのアルバムとか持ってましたよ!やっぱりボクら歳が同じなので、聴いてた音楽が被ってますね~。僕の場合そっからというか、並行して、マイケルジャクソンをきっかけに、段々ブラックミュージックからヒップホップにはまっていったんですけど、はなわクンの場合、どうしてそこからお笑いに?
H:
いや、僕の場合、もとから人を笑わすのが好きで、クラスの中でも面白キャラだったんですよ。なので音楽は真剣にやってたんですけど、やっぱり自分には「笑い」の方が合ってると思って、上京しました。しかも最初、コンビ組むつもりで・・・。
C:
マジで~!?じゃあ、コンビ組んでた時期もあったんですか?
H:
あったんですよ。まあ、しばらくして解散しちゃいましたけど。それからずっと一人コントやってて、その内だんだんウケるようになってきた頃、今の事務所にスカウトされたんですよ。
C:
その時はまだ楽器(べース)は取り入れてなかったんですか?。
H:
全然。で、昔ベースを弾いてたって事務所の社長に言ったら、いきなりその日のうちにベース買ってくれて。「えー買われちゃった、こりゃやるしかないな~」ってなりまして(笑)そこから「ちょっと歌ってみるか~」なんて感じで、ネタをメロディにのっけてやり始めたら、ベース漫談は珍しくて面白いって言われ、初めてTVに呼ばれたんですよ。それで、ネタをいっぱい作り始めたんです・・・。
C:
そして、地元の事を面白おかしく歌った、地方の人なら皆が共感する、あのヒット曲「佐賀県」が生まれた!?
H:
そうです!(笑)

故郷への思い

C:
実は今回、はなわクンに対談をお願いしたのは、ボク自身も地元の名物・阿波踊りを使った「阿波バウンス!」って曲を出した経緯があって、はなわクンの曲「佐賀県」と、故郷をネタにしてる点で共通してたからなんですよ。
H:
なるほど・・・。ボクの場合、最初はただのギャグで作った曲だったんですけど、それがきっかけで地元・佐賀の人に会うとすごく応援してくれてて、あの曲のお陰でホント今の自分があるし、ずっと佐賀県への恩返しをしたいと思ってるんですよ。
C:
分かります!ボクも地元の人の応援があるから、今でも頑張れてるし、なにか徳島のために貢献したくて、この徳島の街を盛り上げる雑誌「フクポン」の企画から参加し、連載をする事にしたんですよ。
H:
そうだったんですか!いや~、宮崎では東国原知事も頑張ってますけど、今日本の地方は本当大変ですからね。こういう地域密着型のフリーペーパーはすごく良いですね。なんか対談も自然と熱が入りますよ!
C:
いや~、そう言ってもらうと嬉しいですね。
H:
それにしても、なんかCO‐KEY兄さんみたいな一見「イナカなんて関係ねぇぜ」って感じの人と、こんなツノが生えた男が、日本の地方問題について熱い対談をしてるってすごいですね。福田さんにも訴えたいですよ~!
C:
こんなヒゲ男とツノ男、二人が・・・(笑)
H&C:
アハハハハッ~~~~(爆笑)
C:
まあホント、こういった小さな動きが他の地方にも波及して、もっと地方が活性化すればいいな~って思います。
H:
ホントそうですね。
C:
この対談、今後も地方出身の有名人の方を招いて続けていきたいと思っているんですけど・・・。
H:
いや~続けていってもらいたいですね!何か、この「フクポン」が輪になって他の地方に広がっていくと面白いですね。ボクも佐賀で「フクポン」みたいな地元を盛り上げる雑誌やりたくなってきましたよ~。
C:
是非ボクも協力するんでやってくださいよ!なんせ、この「フクポン」のマスコットキャラ・フクタロウは、地方を盛り上げるために生まれたキャラクターですから。
H:
なるほど~。このフクタロウと、全国のものがコラボしていくのは面白いですね。例えば、佐賀はムツゴロウなので、ムツゴロウを捕まえてるフクタロウとか(笑)空港とかで売ってる地方限定のキティちゃんのストラップみたいに・・・。
C:
「御当地フクタロウ」(笑)
H:
ハハハ、良いじゃないですか!
C:
じゃあ、それが実現できるように、今後も協力してください!
H:
こちらこそ是非!そんで一緒に地方を盛り上げていきましょう!!「I LOVE フクポン、WE LOVE 故郷!!」
C&H:
カンパ~~~~イ!!(笑)

徳島料理について

C:
どうです、徳島の名物料理の味は?・・・・・
SUPERスダチ酎
 
H:
うまい!!あ、これは普通のすだち酎とはまた全然違いますね~風味が。スダチ酎は結構よく飲むけど、これはうまいっすね。
C:
女の人でもおいしく飲めちゃう、いい味でしょ?
H:
これは酔わすにはいいかもしんないね~(笑) うまい!!ロックでうまい!!やばい、ドンドン進んじゃいますね・・・。
そば米雑炊
 
H:
(早速、そば米雑炊を手に取る・・・) ウマソー!
C:
初めて?これはいわゆるそばの実で出来てる雑炊で・・・。
H:
うまっ!!これも知らなかった! なんかお米のイメージだったけど、パラパラしてて。
これはやべぇ。新しい・・・。
C:
映画「阿波DANCE」の撮影の時、炊き出しで作ったら、出演者・スタッフ全員すごく好評で。
H:
これ、流行るんじゃないんですか?東京でやったら。絶対コレ、ブームになるよ!? ホントうまい!
阿波尾鶏
 
C:
阿波尾鶏は知ってます?これ、何気に地鶏生産量全国一位なんですよ。
H:
へー!宮崎とかじゃないんですね~。 うまい!
小松島のカツ と 和田島の海老の干物
 
C:
あとは、ウスターソースをかけて・・・小松島のカツ。
H:
んまぁい!これね、お酒のつまみに合いますね。あと、このエビも旨いっすね。
お店の方:
それは小松島・和田島の海老です。
H:
噛めば噛むほど味が出て・・・ おいしいし、ヘルシーでいいですよね。いや~徳島やっぱ料理ウメ~~~~~!!
動画コメント

今回のゲスト・はなわさんからのコメントをWEB限定で公開中!是非ご覧ください♪