爽やかな笑顔と引き締まった体で、世の女性に大人気の元祖イケメン俳優・永井大さん
今回は、故郷・新潟から現在に至るまでの、知られざる半生を熱くCO-KEYと語り合う!

新潟について

CO-KEY(以下C): さて、今回は永井クンが新潟県出身という事で、新潟料理のお店を用意させてもらいました!

永井大(以下N): ありがとうございます!

C:
それでは早速、色んな新潟料理をいただきつつ、永井クンの故郷・新潟の話を伺いたいのですが、まずは名物ってどんなものがありますか?
N:
やっぱり「お米」と「日本酒」ですね。
C:
ですよね~。新潟と言えばそのイメージありますね。お米だと新潟県・魚沼産コシヒカリとか有名だし、お酒に関してはすっごい沢山有名ブランドありますもんね。
N:
そうですね。「越乃寒梅(こしのかんばい)」や「雪中梅(せっちゅうばい)」、それに今日飲んでる「久保田」とかいっぱいありますね。
C:
お、その口ぶりは結構お酒はいけそうですね。
N:
大好きですね~(笑)
C:
ハハハ(笑) ボクもお酒は大好きなので、その話は今度ゆっくりと飲みながら語るとして、その他には名物ってあります?
N:
まあ、色々あるんですけど、日本海に面してるんで、海産物は安くて美味しいですね。特にボクの住んでたところは、現在合併して糸魚川市(いといがわし)っていう町なんですけど、近くに親不知(おやしらず)という海に沿った断崖絶壁エリアがあって、その周辺でとれる「もずく」は有名ですね。
C:
あっ、ホントだ!今日も料理で「もずく」出てるし(笑) では、食べ物以外には何かある?
N:
それだと、ボクの地元で採れる、日本ではかなり珍しいモノがあります。
C:
え、何々?
N:
それは・・・、「ヒスイ」です!
C:
ヒスイ!? あの緑っぽい色の石・・・?
N:
そうです。あれは海でも川でも採れるんですけど、すごく希少な石なので、昔はよく近所で朝からヒスイ探ししてるオバサン達がいっぱいいましたね(笑)
C:
へ~。その光景もかなり珍しいですね(笑) ちなみに、永井クンの育った糸魚川市は、新潟の中心部からは離れてるの?
N:
大分離れてますね。新潟はかなり細長い県なので、大きく分けて上越地方・中越地方・下越地方に分かれてるんですよ。ボクの地元は一番下の方で富山県に近いので、新潟市に車でも2,3時間はかかりますね。
C:
わぁ、そんなに離れてるんだ~。
N:
そうなんです。だから新潟って言ってもエリアごとに方言とかも全然違うし、実は新潟市のおじさんとかが話してる言葉は、何を喋ってるのかさっぱり分からないんですよ(笑)
C:
はぁ~、そんなに違うんだぁ!?そりゃ、日本一長い信濃川も流れてるだけあって、相当長~い県てことですね(笑)

父と2つのターニングポイント

C:
では、続いて永井クンの新潟での少年時代について聞きたいのですが、どんな子供だったんですか?
N:
ボクはですね・・・、とにかくイタズラ好きなやんちゃな子供でしたね。まあ、言ってみればガキ大将でした(笑)
C:
エエ~~、意外!!
N:
いや~、ホントに結構な悪ガキでした(苦笑) なので先生にはかなり目をつけられてましたね。その中に、ある怖い先生がいて、しょっちゅう「お前はもうぞうか!」ってよくゲンコツされてました(苦笑)
C:
「もうぞう」って?
N:
新潟の方言で、子供とか愚か者って意味です。お前はいつまでも大人になれない子供か!バカ!!みたいな感じですね。
C:
なるほど~、ボクも小学生の時はどうしようもないやんちゃ坊主だったのでよく分かります・・・(苦笑)
N:
でも、そのよく怒られていた先生には感謝してて、小学校を卒業する時に、学校で習った「太郎こおろぎ」っていう童話(すごいやんちゃだった太郎が、最後には村長になるという話)があったんですけど、その太郎の様になれって、最後に言われたのがすごい嬉しくて今でも覚えているんですよね。
C:
う~ん、そういうのありますね。あの頃先生に言われた言葉って不思議とずっと心に残るもんですよね・・・。じゃあ、そんな事もあって中学では改心してマジメになったワケですね?
N:
それが、すぐにはなれなくて・・・(苦笑)
C:
あらら(笑) でも、一方では、小学校の頃からお父さんの厳しい指導のもと、空手をずっとやってたって聞いてるんですが。
N:
はい。それは、それで小学生の時からずっとやってました。中学は空手部がなかったのでバスケ部に入りましたが、空手だけは並行してやってましたね。
C:
それで、最終的には国体で入賞するまでいったんですよね?
N:
ええ、まあ一応そうですね。
C:
やっぱり、それはただの悪ガキではそこまでいけないと思うし、ちゃんと努力してたんだと思いますよ。
N:
それは、体を動かすのが好きだったのと、何よりボクの父親が半端じゃなく厳しかったからですね。理不尽な事をすると徹底的に怒られたんで。やっぱりそういう意味でも、父親は絶対的な存在だったんですよね。実際一つも父親には勝てなくて・・・
C:
それは空手の勝負とかでですか?
N:
空手ももちろんそうですし、100m走でも勝てないし、マラソンでも勝てないし、とにかく全部、自分が体を使って見せてくれるんですよ。そう、ある時は普通に鉄棒で大車輪して見せてくれたりとか・・・。
C:
大車輪まで!? それは普通じゃないですよ!(笑)
N:
ええ(笑)とにかく、ボクのなかでは憧れの存在で、今でも一番尊敬していますね。
C:
それは、ボクが聞いても憧れるし、リスペクトしちゃいますよ!だってお父さんみずから大車輪なんてマンガの世界ですよ!(笑)
N:
でもそんな父親に、中学の時、学校でやんちゃして母親が呼び出され、先生にこのままでは進む高校もないぞと言われた時、手紙を渡されたんですよ。そこには「今、お前が置かれている所は断崖絶壁で、今にも崖から落ちそうになってるのを、皆が必至で手を差し伸べているんだぞ」みたいな内容が書かれてて、それを読んだ時に僕は大号泣しまして。それがボクを変える一つのターニングポイントになりましたね。
C:
なるほど~、ボクも父から手紙をもらった事がありますが、あれはきますよね~。
N:
そうなんですよ。それで結局、高校は実業系に進んだんですけど、どうしても大学には進学したくて。
C:
大学にこだわりがあったんですか?
N:
それは父親の夢だった「教師」というのが頭の中にあって、それを目指したかったというのが大きかったんですよね。体育教師になりたかったんですよ。
C:
父親の夢をかなえる的な感じですね。
N:
そうですね。で、空手を頑張って大会で入賞したりして、晴れて体育教師になれるコースの推薦で大学が決まったんですよ。
C:
えっ、それじゃあもしかしたら、今ごろ先生になっていたかもしれないって事?
N:
もしかしたら(笑)。でも、色々考えて、その未来が決まっている大学4年じゃなくて、もっと色んな経験をして、自分で未来を切り開きたいと思ったんですよ。それで結局違う大学を選んだんですよ。その決断が、後に芸能界に入るきっかけに繋がっていったので、人生第2のターニングポイントだったと思いますね。

俳優の道

C:
それでは、そんな永井クンが、どんな経緯で芸能界に入る事に?
N:
それは、大学に入ってから、色んなアルバイトをしていた時に、芸能界を目指している友達が結構いて、話を聞いてる内に自分も何か、柔道以外で新しいチャレンジをしてみたいと思ったのがきっかけですね。
C:
なるほど。それからどんなアクションを起こしたんですか?
N:
まず、事務所がたくさん載っている冊子を見て、あえて大手の芸能プロダクションとかじゃなく、エキストラを集めてる事務所に応募して入ったんですよ。というのも、ゆくゆくは先生になった時に生徒に話できればいいかな~くらいの感じでしたから。
C:
へぇ~。じゃあ最初はエキストラとして活動してたんだぁ。
N:
そうですね。色々なエキストラ仕事やりましたね~(笑)
C:
ちなみにその時代、実はこんなのにも出ていたんです的な番組とかってあるんですか? 
N:
あ、ありますよ(笑) 田原俊彦さんの「教師びんびん物語」っていう人気ドラマの1回だけ復活スペシャルっていうのがあって、そ冒頭のシーンで、田原俊彦さんに更生させられる不良役で。で、今思い返すとそこに同じく新人時代の塚本高史さんもいたっぽいんですよね。でも、たった1シーン、一言なのに緊張してそれどころじゃなかったですね・・・(苦笑)
C:
わかります!ボクも映画「クローズZERO」の撮影の時は、1シーンだけの出演なのに、プロデューサーからCO-KEYの為に作った役なんだから、思いっきりやれ!とか言われて相当プレッシャーでしたもん。でも、あの独特の緊張感の中、皆で一つのモノを創っていく達成感は、他にはない特別なものがありますよね・・・。 で、話を戻すと、それから本格的に役者の道を歩むわけですか?
N:
ですね。その後、当時の事務所の人に進められてヒーローもののオーディションを受けて合格したのが本格的な役者の第1歩ですかね。
C:
なるほど~。それから皆の知ってる役者・永井大につながっていくと。
N:
ええ、そんな感じです。
C:
ちなみに今は、舞台のお稽古中だそうですが、舞台というのはどうですか?
N:
舞台はやっぱりライブなんで、生の反応があるのがいいですね。お客さんからの声で学ぶ事が凄く多くて、またテレビや映画と違った魅力がありますね。
C:
そうか~。では、色んな経験を経て成長した永井クンの舞台も楽しみにしてます!
N:
はい、頑張ります!
C:
それでは最後に、永井さんにとっての「故郷」とは一言でいうと何ですか?
N:
故郷とは・・・、原点に帰る場所、そして帰るたびに、今の自分をきれいに映してくれる場所ですね。昔は自分をアピールする場所だったんですけど、久しぶりに帰った時にあの田舎の匂いだったりに気がつくようになって、心が洗われて、今の自分をきれいに映してくれるんですよ。
C:
共感します!それでは今日はありがとうございました!
N:
ありがとうございました!

~こぼれ話~

C:
聞くところによると、永井クンは趣味が多いそうですが。
N:
そうですね。一時期はカメラだったり、サーフィンだったり、イタメシ屋で昔バイトしてたんで、料理も結構好きですし・・・
C:
ワオ~、幅広いですね~。じゃあ、そんな中、最近ハマっていることはなんですか?
N:
最近はゴルフにハマってますね。
C:
それはハマってどれぐらい?
N:
大学時代に経験はあったんですけど、1年半くらい前から本格的にやり始めてハマりましたね。半年で70ラウンドとか行ってました(笑)
C:
それはスゴイ!!永井クンはセンスありそうだし、スコアもやっぱり良くなっていったでしょう?
N:
そうですね。100というひとつの壁があって。最初は切ったり切らなかったりだったんですけど、やりこんだら数カ月でベスト81までいくようになりましたね。
C:
81!? もうセミプロじゃないですか!! それにしても永井クンは色々なものに好奇心旺盛というか、何でもチャレンジしますよね~。では、次にチャレンジするものなんかも決まってたりするんですか?
N:
ええ、あります(笑) 実は事務所の先輩の堺正章さんが最近クレー射撃にハマっているらしく、興味があるんですよね・・・。
C:
わぁ、マニアックーーーーー(笑)
動画コメント

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