故郷・栃木をこよなく愛し、「ごめんね、ごめんね〜!!」のギャグで大ブレイク中のU字工事さん。
今回は得意の栃木のマニアック話はもちろん、コンビ結成の秘話まで爆笑エピソードをお届け!!

栃木について

CO-KEY(以下C): それでは今日は、お二人の故郷・栃木のマニアックな話をいろいろ聞かせてください!

益子(以下M): はい!ライバルの茨城県に負けないよう頑張ります!

C:
ちなみに前回は、茨城大使をしている磯山さやかちゃんが、茨城の良いところをいっぱい聞かせてくれたのですが・・・

福田(以下F): いや~、栃木も茨城にない良いところがいっぱいあるんで!

C:
お~、それは楽しみですね。それでは早速、栃木のオススメ観光地なんかを教えてくれます?
F:
やっぱり一番有名なのといえば日光ですね~。
C:
あ~、日光江戸村のある?
F:
いやいや!江戸村もありますが、日光と言えば、まずは世界遺産の日光東照宮ですよ!!
C:
あ、そうか~(笑) 確か鬼怒川(きぬがわ)温泉もその近くでしたっけ? 
F:
ええ、あそこも栃木です。
C:
では、その他のオススメは?
F:
僕の地元の方だと、塩原温泉もありますし、那須高原なんかも有名です。
C:
なるほど。二人は栃木県のどの辺り出身なんですか?
F:
二人とも栃木の北部で、福島県に近いほうですね。僕が那須塩原市出身で・・・
M:
僕はこのお店のお肉(大田原牛)で有名な大田原市という所です。
C:
てことは二人とも関東とは言ってもほとんど東北なんですね(笑)
F:
はい・・。でも、北部の中でも僕の方はまだ都会で、益子のほうはもっと田舎です!
M:
それは本当ですね。こいつの実家は国道沿いにあるんで・・・
C:
アハハハ!小さい争い過ぎる~!!(笑) では次に大田原牛みたいな名産を聞きたいんですけど、多分一般的には宇都宮の餃子は有名だと思うんですが、その他にはあります?
F:
やっぱりイチゴですね。
C:
イチゴ?
M:
はい、「とちおとめ」っていうイチゴ知りませんか?
C:
あっ、それ知ってる!よくスーパーとかで売ってる。
F:
そうです。あれは本当に甘くて美味しいんです。
M:
酸味もほどよくあって、そのバランスが絶妙なんですね。栃木は気温の寒暖の差がすごくあるんで、そのおかげで美味しく出来るんです。
C:
さすが栃木県知事に任命された未来大使(観光大使)!詳しいですね~(笑) では、あまり知られていない美味しいものってあります?
F:
それだと、「ゆば」ですね。
C:
ゆばって、あの豆乳の!?
F:
はい。実は日光ってゆばの生産が有名なんですよ。しかも、京都の「ゆば」は湯に葉っぱって書いて「湯葉」なんですけど、日光の「ゆば」は湯に波って書いて「湯波」なんですよ。
C:
えっ!?そっちの漢字は見たことない!
M:
日光のは大~きく作って二つ折りにして、まるで波のように作るので「湯波」なんですね。
C:
へ~、それで「湯波」って書くんだぁ。
F:
僕らはその書き方が当たり前だと思っていたんですけどね。
C:
じゃあ、地元では当たり前なのに、他にはないものといえば?
M:
それだと・・、やっぱり「レモン牛乳」ですね(笑)
C:
ハイハイ、そうくるかと思い、今日は用意しました・・レモン牛乳!!
F:
あっ、レモン牛乳だ~!
M:
このドリンクは、栃木の10秒チャージって言われてるんです(笑)
C:
アハハッ! それにしてもこのレモン牛乳のロゴの上にある「関東栃木」っていう表記すごいですね。なんかオレらはあくまで関東だ~!って意気込みを感じますね(笑)
F:
これには、実はちゃんとした理由があるんですよ。レモン牛乳はもともと関東牛乳さんが作ったものなんですけど、廃業になって一旦生産中止になったんです。そのあと栃木県民がやっぱあの味が飲みて~ってなって、その県民の声に応えて栃木乳業さんが復活させたんです。それで元は関東牛乳ってこともあり、関東栃木って表記なんです。
C:
わ~、栃木県民マジ熱いーーーー!!

出会い、そしてコンビ結成

C:
では、今度はそんな栃木で育った二人のコンビを組むきっかけを聞きたいのですが、そもそもどこで知り合ったんですか?
F:
高校の入学式の時ですね。
M:
それから高校3年間一緒のクラスでしたね。
F:
そう、最初は五十音順で席が決まるので、福田と益子で結構近くて、掃除の班も一緒で、僕がほうきを持って相方がちりとりをもって「じゃ、ゴミ入れるわ」って、ゴミをちりとりに入れたのが、コンビで初めての共同作業でしたね(笑)
C:
ハハハッ(笑) でも二人とも最初からお笑いに興味があったんですか?
F:
ま、普通に好きってレベルでTVとかではお笑いを見てましたけど。
C:
じゃあ、まだ出会った時とかには「よし、コンビ組んでお笑いやろう!」みたいなのはまだなかった?
F:
全然ないですね。僕はラグビー部だったんですけど、先輩に暇だからなんかやれ!って言われて、友達と漫才やったんですけど、無理やりやらされた割にはちょっと楽しかったんですね。
C:
ほう、それからお笑いに目覚めた?
F:
ええ、それで本気で相方見つけようと、面白い友達から順に誘ったりしたんですけど、みんなに断られて・・。んで、最後に今の相方に「卓郎君(益子)一緒にやらない?」って声を掛けたら「いいよ」って。
C:
当時の益子君は面白キャラじゃなかったんですか?
M:
全然ですね。僕はすごく静かなんで、ひっそりとクラスにいました(笑)
C:
えっ、そうだったんですか!?
M:
ええ、ただ彼がいっぱいコンビ誘って断られたの知ってたんで、なんか断ると気まずくなると思って、声掛けられた時に、「じゃぁ、いいよ。やる。」って言って始めたんです。
C:
エーーー!(笑) それが「U字工事」コンビ結成のきっかけ!?
F:
はい。でも、最初は僕がボケたくてしょうがなかったんで、僕がボケだったんですよ。卓郎君に何でもいいからとりあえずツッこんでって言って。
C:
へぇ~、もとは逆だったんですね。
F:
でも、卓郎君のツッコミが「なんでだよ」しか言わなかったんです…
C:
アハハッ(笑)
F:
これじゃ駄目だなって思って、俺ツッこむから卓郎君ボケてってなって、そっから今の二人のスタイルになりました。
C:
では、「U字工事」ってコンビ名はいつ決まったんですか?そもそも二人は、ユウジ・コウジって名前でもないですよね?
M:
はい。そうなんですけど、毎日クラスでネタを見せてたら、ある時友達が、こんな名前はどうだい?って黒板に「U字工事」って書いてくれて。
C:
友達が?
M:
はい。で、それ見て「お~、いいなぁ~。英語も入ってるし!」って感じで。
C:
ハッハッハッ、すごい決まり方だな~(笑) でも、今もその名前を使ってるのって、その友達からしたら鼻が高いし、嬉しいだろうね~。
M:
いや~、それがその友達、その事なんにも憶えてないんですよ・・
C:
え~!!ウソでしょ!?
M:
それがいまだに「俺だっけな~?」って言うんですよ。
F:
だから、よくコンビ名の由来とか聞かれるんですけど、その友達が覚えてないんで結局謎のままで・・
M:
なんで「U字工事」なのか僕らも全く分からないんですよね!
C:
セツナ~~イ!!(笑)

~東京と故郷~

C:
その後、二人はプロを目指して同じ大学に進学し上京するんですよね?
M:
はい、それで東京の町田ってとこに出てきたんです。それからネタ見せのオーディションとかライブに出る為のオーディションとか受け始めました。
C:
そこで高校時代の経験はいかされた?
M:
それが一年近く全く受からなかったですね。やっぱりこの栃木なまりがダメだって言われたりして・・
C:
そうかぁ、当時はまだその面白さを理解してもらえなかったんですね。
F:
はい。そんで何年かして、もう諦めようかって言っている時に、浅草キッドさんのやるライブのオーディションを受けて、その時に浅草キッドさん直々にネタを見て貰えたんです。
C:
おう、それはすごいチャンスですね。
F:
そうです。その時に浅草キッドさんからその方言をいかして「頑張れ!」って言ってもらえて、ライブに出させてもらえたんです。そこで諦めようとしていたのをもう少し頑張ろうって思いましたね。
C:
初めて栃木で育んだ二人の個性を気付いてもらえたんですね。
F:
ええ、それから少しづつ地元のネタを入れるようにしたら段々ウケるようになって。
C:
そして今の栃木ネタ漫才のスタイルが確立されていったんですね。
M:
そうですね~。
C:
では最後に、そんな切っても切れない関係にある二人にとっての故郷・栃木とはどんな存在か教えてください。
F:
感謝とラッキーですかね。本当にありがとうって感じです。
C:
ある意味、故郷・栃木はU字工事にとって幸運の場所だと・・。
M:
そうですね、栃木はいつも力をもらえる僕たちのパワースポットですね!
C:
なるほど~。今日は楽しいひと時をありがとうございました。今度は是非、徳島にも来て下さい!
U字工事:
ありがとうございました。徳島もまた行きたいです!
動画コメント

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