今回のゲストはバラエティー番組で大人気！広島県出身のアンガールズ！！彼らの故郷トリビア、
二人の出会い・コンビ結成の秘話など、ゆる～いおとぼけエピソード超満載の拡大版でお届け♪

故郷について

CO-KEY（以下C）： お久しぶりです！前にテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で共演させてもらった以来ですが、今日はヨロシクお願いします！

田中（以下T）、山根（以下Y）： ヨロシクお願いしまーす！

C：
それでは、本日も故郷の話を色々伺いたいのですが、お二人は広島出身という事で、今回は名物「広島焼き」を用意しました。どうぞ、召し上がってくださ～い！
T&Y：
ありがとうございまーす！
C：
あ、ちなみに、地元の人はコレ、「広島焼き」って呼ぶんですか？
Y：
いや、「広島焼き」とはいいませんね。普通に「お好み焼き」っていいます。
C：
じゃあ、広島の人は関西のお好み焼きはなんて呼ぶんですか？
Y：
関西のは「関西風のお好み焼き」って言いますね。
C：
へ～、一般と逆ですねぇ(笑)　あと、メニューに広島名物「つけ麺」て書いてたんで、それも注文したんですけど、広島のご当地系は「尾道ラーメン」じゃなかったですっけ？
T：
あ～、でも最近は「つけ麺」も有名ですね。
C：
なんか味に特徴とかあるんですか？
T：
表面が真っ赤で結構辛いんですよね。でも、辛さは変えれて、スープも冷たくて、実際食べるとどんどんあと引く辛さなんですよ。
C：
なるほど～。それは知らなかったなぁ。なんか広島名物といえば「牡蠣」とか「もみじ饅頭」っていうイメージはあったんですけどね。
Y：
そうですね。つけ麺は僕らが上京した後から流行ったっぽいですからね。
C：
では、その他にも名物や有名なものってあります？
T：
まあ、スポーツだと、野球はカープ、サッカーはサンフレッチェがありますし、観光名所だと原爆ドームはもちろん、宮島は世界遺産ですから、ほんとにめちゃめちゃオススメですよ！
C：
宮島のどんなところがオススメですか？
T：
やっぱり、あの景観ですね。海の中から飛び出てる赤い大鳥居と厳島（いつくしま）神社。そこに海の青、山の緑が本当マッチしてるんですよ。僕、大学が建築学科だったんで、在学中からいっぱい建物とか見てたんですけど、あれだけ景観とマッチした感じの建物って世界でもトップクラスだと思います。
C：
なんかそれを聞くと、昔行ったような気もするけど、あらためて行きたくなりますね。では、その他にもっとマニアックなオススメってあります？
T：
それだと、その宮島近辺で獲れる穴子の「あなごめし」は最高ですね。
C：
わ～、それ美味しそう！！
Y：
魚でいうと、県外の人はあまり知らない「小いわし」の刺身や天ぷらなんかも美味しいですよ。
C：
わ～、それも食べたい！！　もう、今度広島に行ったら、駅に着いた時点で何を食べるか迷いそう(笑)
Y：
あ～、でも駅に着いたら絶対「むさし」のお弁当を食べてください。普通のおむすびとか唐揚げが入っているだけの弁当なのに、めちゃくちゃ美味いです！
T：
そうそう、あれはウマいよね～！
C：
え～～、もう胃袋が二個欲しい！！(笑)

二人の出会いとサークル

C：
では次に、二人の広島時代の事を聞きたいのですが、何でも大学時代に知り合ったとか？
T：
そうです。大学は違ったんですけど、色んな大学の人が集まるサークルに入ったら、そこに山根もいて、みたいな出会いですね。
C：
それは何のサークルだったんですか？
T：
旅行を企画したりするサークルです。
C：
じゃあ、二人共旅行が好きとかで、そっから仲良くなった感じですか？
Y：
いや、お互いそんなに旅行も好きでないし、最初は全然喋んなかったです(笑)
C：
え～～、じゃあ、何でそのサークルに入って、しかも友達になれたんですか？
Y：
最初は大学生活を楽しめると思って入ったんですけど、結構真面目なサークルで、ちゃんとやんないと先輩にめっちゃ怒られるし、同じ学年でグループ作って頑張ってたんで、もし辞めたら友達いなくなるしって事で、だんだん仲良くなりました(笑)
C：
でも、そんなサークル仲間が何でまたお笑いに道に？
T：
テレビで「ボキャブラ天国」（お笑い番組）を観た時、皆でちょっとやってみようよってなって、広島市内で素人も出れるお笑いライブに遊びで出たのがきっかけですね。
C：
へ～、それが結構ウケたんですか？
T：
いやぁ、そうでもないんですけど、一応ヨシモトさんがやってるライブイベントだったので、作家さんが審査員としていて、ダメ出ししてくれるんです。
C：
その時は何て言われました？
T：
まぁ、二人でヨシモトのオーディション受けたら通るかもしれないね、みたいな事は言ってくれました。
C：
お～、それでだんだん本気になっていったんですか？
T：
そうですね。そういうのが色々相まって本気になっていきましたね。
C：
でも、それでいきなり大学卒業後、芸人目指して東京とかって凄くないですか？しかも近い関西とかじゃなくて・・・
T：
それには理由があって、その当時やってたテレビ番組で、お笑い芸人さんが「大阪やったら、大阪で一回売れて、東京でもう一回売れなあかん」みたいな話をしてたんですよ。それ聞いて、僕らも大学卒業してからだと、そんな時間ないなって思って、上京する事にしたんです。
C：
なるほど～。ちなみに周りは芸人目指して上京するって言ったらどんな反応でした？
T：
サークルのメンバーに関しては、ボクら以外にもう二人一緒に出てきてたんで・・・
C：
えっ、旅行サークルからプロの芸人目指した仲間がもう二人いたんだ～！？　でも、ある意味それは相当心強いですね。
T：
そうですね。一人だったら行こうとはならなかったと思います。
C：
では、二人とも親にはなんて行ったんですか？
Y：
僕の場合、上京するまで東京なんて行ったことすら無かったし、親に言ったら大学まで行ったんだから普通に就職してくれって泣かれました。最後は認めてくれましたけど・・・
C：
まあ、親からしたらそうですよねぇ。田中くんの親は？
T：
僕は「東京の大学院に行く」ってウソついたんで何にも言われなかったですね。
C：
えーーーー！ウソすぎる～！！(笑)

芸人目指して上京

C：
さて、それからいよいよサークル仲間と共に上京し、少し遅い芸人生活を開始するワケですが、何かあてとかビジョンはあったんですか？
T：
お笑い学校に入学するのはお金がかかるんで、あらかじめタダでネタを見てくれる事務所を探したりはしてましたね。
C：
それで実際、見てもらったらどうでした？
T：
事務所の方が見てOKが出ればその事務所の若手ライブに出れたりするんですが、そのネタ見せもすでにそのライブに出てる人達も来るし、それに割って入らないといけないという感じだったんで、一年半ぐらいは一回も舞台に立てませんでしたね。
C：
やっぱり、僕らの音楽の世界と一緒で、お笑いも厳しい世界ですね。その間、一緒に出てきた仲間は？
Y：
実は最初、僕は田中と違うサークル友達とコンビ組んでたんで、オーディションは一回ぐらいしか行ってなかったですね。
C：
えっ！最初は別のコンビだったんですか！？
T：
そうなんですよ。だから僕らのコンビの方は基本毎月ネタ見せに行ってたんですけど、山根の方のコンビは一回行ってもう行かなくなっちゃったから、もう何しに出て来てるんだろうって。
Y：
まぁ、バイトとかするうちに日々が過ぎ去り、東京に飲まれちゃった感じですね（笑）で、一旦実家戻って、また東京戻ってきたら田中の方も解散してるし、自分の相方もバイトばっかりして、部屋の更新の時に結局広島へ帰っちゃって・・
C：
色んな意味で最大の危機じゃないですか！？
T：
そう、そんな時、広島のネタ見せ行った時に、作家さんが二人なら、オーディション通るかもしれないって言ってくれたのを思い出して、山根と一緒にやろうかって。
Y：
そうそう、それで「笑っていいとも」の素人お笑い芸人募集みたいなオーディションがあって、それを受けたんですよ。
T：
そしたら補欠だけど合格して、それとほぼ同時に、今の事務所のネタ見せにも四カ月目ぐらいで合格したんです。
C：
お～、ようやく！そこからはスムーズに行きました？
T：
毎月ライブには出れるようになったんですけど、面白いって言われるわけでもないし、アンケートでつまんないにも名前入ってきちゃうし、「オンエアバトル」（お笑い番組）とかも会社の推薦で行けども行けども落ちるし。あんまり落ちるからもう行かさないよって言われた時期もありましたね。
C：
まだまだ道は険しかったんですね・・・。じゃあ、二人のブレイクのきっかけとなった、あの有名な「ジャンガジャンガ～♪」っていうフレーズはいつ位に出来たんですか？
T：
それ自体は三年目位で出来たネタでしたね。
Y：
ある時、ショートコントであれをブリッジにしてやってみようってなって。
T：
それまでは5分くらいの長いネタが多かったんですけど、ショートコントをたくさん作って「バク天！」って言う番組のオーディション受けに行ったら「それいいからもっとそのネタ作って！」って言われて、それでだんだんゴールデンの番組に出れるようになりましたね。
C：
いや～、ブレイクまで長かったですね。でも、それからは、24時間テレビのマラソンランナーに選ばれたり、レギュラー番組を多数持つようになるワケですが、ウソをついて上京したり、反対していたご両親の反応は？
T：
ちゃんとご飯食べられるかっていうのが一番心配してる事でしたから、食べられるようになって喜んでくれましたね。
C：
今でもご両親のいる広島へはちょこちょこ帰ってますか？
Y：
二週間に一回レギュラー番組があるんで必ず。まぁ、休みが出来たら帰ったりもしますしね。
C：
へ～、いいですね。それでは最後に、今では地元でレギュラー番組を持つようになったアンガールズにとって、故郷とは何か教えてください。
Y：
僕にとっては、広島全体が家みたいな感じですね。ロケしててもおじちゃん、おばちゃんとかがテレビ見てるよって話しかけてくれたり、アイス買って来てくれたりとか、全員が近所の人みたいな。ホントみんな温かいし優しいですから。
T：
僕にとっては、自分達がメインの番組をやらせてもらえる場所かなぁ。地元でレギュラー番組があるって事はめちゃめちゃ嬉しいし、すっごい自由度も高くて、全部広島弁で番組をやってるんですよ。だからホント楽しいんです。こんな環境は他では絶対ないし、皆さんの愛情を感じますし、感謝してます。
C：
いや～、ホントやっぱり故郷はいいですね。今日はありがとうございました！
T&Y：
ありがとうございました！！

～こぼれ話～

C：
そういや、阿波踊りで徳島来てましたよね？
T：
そうですね。一昨年、昨年と二年連続よんでもらいました。
C：
徳島の印象はどうですか？
T：
いや凄いですよね～。県外に出て行ってても「阿波踊りがあるから帰る」って人いるじゃないですか。広島にも、全国三位の集客があるフラワーフェスティバルっていうイベントがあるんですが、それのために帰るなんて人いませんよ！(笑)
C：
みんな阿波踊り大好きで熱いですからね～。
Y：
ホント阿波踊り楽しいですよね。事務所の先輩にも徳島の人がいて、阿波踊りに行くって言うとメッチャ羨ましがられますし。俺ももっと有名になって絶対よばれたい！っていつも言ってますもん(笑)
C：
ハハハ！ではまた先輩と一緒に是非、徳島に来てください！
T：
ですね。まだ徳島ラーメンもタイミングがなくて食べれてないし・・・。
C：
地鶏の方の「阿波尾鶏」も食べてもらいたいですしね。
Y：
あぁ～。それに徳島の「かぼす」かけて食べたいですね。
C：
ええ、ちなみにそれをいうなら「すだち」ですけど・・・(笑)
Y：
ああ、すだちだった～！！(笑)
動画コメント

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