今回のゲストは、現在「チャラ男」&「インテリ」キャラで再ブレイク中のお笑いコンビ・オリエンタルラジオ!
二人の故郷である、長野県&山口県のオススメから、初公開の爆笑エピソードまで「武勇伝」満載でお届け!!

それぞれの故郷

CO-KEY(以下C): 今日は、ヨロシクお願いします!

藤森慎吾(以下:F)・中田敦彦(以下:N): ヨロシクお願いします!!

C:
それではまず、藤森君の出身地・長野県の事を聞きたいのですが、長野の名物と言えば?
F:
食べ物では、野沢菜、おやきとかが有名ですね。ただ長野県は大きくて、北部・中部・南部で言葉も名産も文化も結構違うんですよ。ちなみに、僕の出身の諏訪市は中部に入って、ここで一番有名なのは、日本三大奇祭の一つとされる「御柱(おんばしら)祭」ですね。7年に一度、もみの大木を16本伐って、それぞれ市民で引っ張って街を曳行するという祭りで、木落とし坂って坂から、その御柱に人間が乗りながら滑り落ちていくんですが、それが凄い迫力なんです!
C:
あ、それTVで観た事ある!でも、なんで7年に一度なんですかね?
F:
多分、木が育たないんでしょうね・・・(笑)今じゃ7年で木が育たなくて、祭りのたびに御柱が細くなってるなんて噂もあるんですが、次回は2016年なんで、それを含めてチェックしに来てください(笑)
C:
分かりました(笑)ところで、長野県って言うと、僕のユニット・mc2(エムシースクエアード)の曲「アイノウタ」のPVにも出演してもらっているスキー選手の上村愛子さんも長野出身だったり、98年には冬季オリンピックも開催されたり、冬のスポーツも盛んなイメージがあるんですが・・・
F:
たしかに、北部では盛んですね。
C:
では、藤森君の地元では人気のスポットありますか?
F:
はい。それなら、僕の家からも見える「諏訪湖」が超メジャースポットですね。年に一度、そこで花火大会があって4万発くらい打ち上げるんですよ。その動員数が日本でTOP10に入る大きな大会で、毎年8月15日に開催してるんで、カップルでも親子でもオススメです。
C:
あら、徳島の阿波踊り最終日とかぶってますね・・・。でも前半めいっぱい阿波踊りを楽しんでからの、諏訪湖花火大会に参加はいいと思います!(笑)ちなみに長野でも阿波踊りみたいな盆踊り的なのはありますか?
F:
ありますよ。「から笠音頭」っていって。頭にお地蔵さんのかぶっている笠を付けた女の人たちがその傘を使って踊るっていうのが割と有名ですね。
C:
なるほど~。長野も色々な名所や名物があって「アゲぽよ」ですね(笑)
F:
YES!!これを読んでるそこのキミ!僕のホームタウン、遊びに来ちゃって~~~~♪
C:
は、はい・・・(苦笑)では、今度は中田君の故郷の話も聞きたいのですが、中田君は色んな場所で育ったんですよね?
N:
そうですね。大阪にもいましたし、山口にも小学4年生から中学2年生まで住んでましたね。
C:
では今日は、その山口県の事を聞かせてください。
N:
分かりました。まず、山口の名物といえば下関のフグですよね。
C:
あ~、それは有名ですね。しかも山口では「フグ」ではなく「フク」って言いますよね。
N:
はい。「福」につながる縁起のいい魚ってことで、そう呼びますね。
C:
へ~、そこからきてるんですね。
N:
そうです。そして、僕が住んでいたのは県庁所在地の山口市なんですが、実は空港のある宇部市の方が栄えてまして、アメリカで例えますと、県庁のある山口市がワシントンで、宇部市がニューヨークみたいな関係です。
C:
なるほど~・・・
N:
また、山口の文化は独特で、色んなところの複合文化なんですね。古くは応仁の乱の頃に京都から逃げてきた文化人が京都をまねて五重塔を作ったり、名産品も京都とか名古屋あたりと同一のものが多いんです。例えば、名古屋名物「ういろう」は、山口市でも名物として大プッシュされてるんです。つまり、山口は他の文化が流れてきて混ざりあって出来た、まさにそこがオリジナルともいえる文化なんです。
C:
な、なるほど~・・・
N:
そして、今でこそ中国地方と言えば広島が一番で、最近では近くの鳥取・島根をライバル視していますが、歴史的には明治維新の頃、長州藩だったので維新志士の高杉晋作、吉田松陰等を輩出し、総理大臣も伊藤博文を始め多数輩出していているので、そのプライドはあります。
C:
な、な、なるほど~・・・
N:
そんな歴史繋がりでいいますと、定番の観光スポットには、国定公園にもなっている「秋吉台」っていう石灰岩が浮き出ていて鍾乳洞もある場所も有名ですが、僕の通っていた中学の近くには、あのフランシスコ・ザビエル来訪400年を記念した「山口サビエル記念聖堂」というのがありますね。布教活動の最初の拠点にしていたのが山口だからみたいですが、そこも人気スポットですね。ちなみにそのザビエル記念聖堂は、僕が小学4年で山口に行く直前に一度落雷で炎上して、その後、中学2年で出て行った翌年に再建されたので、僕は焼け野原時代しか知らないんです(笑)更に・・・
C:
も、もう十分です、中田先生!本日は山口の歴史と文化の講義ありがとうございました!!(笑)

コンビ結成・ブレイクまでの道のり

C:
さて、お次は二人の学生時代や出会いの話を聞きたいのですが、最近はチャラ男キャラでお馴染みの藤森君は学生時代からチャラかったんですか?(笑)
F:
中学時代は親の仕事関係で香港に住んでたんですが、その頃からスケボーやバンドやったり、一応モテそうな事には手をつけてましたよ(笑)
C:
それホントですか?なんか噂によると実は全然チャラくなかったとの情報もありますが(笑)
F:
いやいや、ホントにチャラかったですよ!!高校時代はギャル男のバイブル雑誌「メンズエッグ」を欠かさず読んでましたし、当時やってた木村拓哉さんのドラマの役に憧れてカリスマ美容師に憧れたり、大学だって東京に行ってモテるための手段でしたから!!
C:
なんかイマイチ怪しいですが、そういう事にしておきましょう(笑)そんな自称チャラ男の藤森君に比べ、中田君は正真正銘のマジメ君だったとか・・・
N:
そうですね。山口時代はサッカー部だったんですけど、このまま続けてもプロにはなれないと思いまして、それからひたすら勉強するようになりましたね。なので、中三で東京に転校した時に入った部活は、華道部でした(笑)
C:
また凄い変わりようですね!(笑)
N:
もう、勉強しか得意ないものがないって思ってましたから、弁護士や官僚になるしかないと色々調べて勉強してましたね。
C:
でも、そんな中田君が何でまたお笑いの道へ?
N:
お笑いに関しては、高校のなかばで好きな女の子が出来て、話せるようになる為にお笑いを研究し始めたんですよ。そしたらハマっちゃって、大学で友達と漫才コンビを組んでやるようになったんです。
C:
その頃、藤森君は?
F:
僕の場合はお笑いにそんな興味無かったんですけど、バイトがあっちゃん(中田君)と一緒で、あっちゃんのように熱くお笑いを語ったりするタイプは今まで周囲にいなかったので面白くて、毎日ウチに遊びに行って、彼の漫才やお笑いのビデオを観せてもらったりしてるウチにお笑いも面白いなと思うようになって、就職ってタイミングの時に、一緒にコンビ組んでやろうってなりましたね。
C:
でも、藤森君の場合、お笑いを極めたらモテるかもって事も頭の隅にはあったりして?(笑)
F:
隅のほうではないですよ、どセンターですよ!(笑)あっちゃんと組んだら売れて、テレビとか出れてモテるんじゃないのって思ってましたよ!(笑)
C:
ハハハッ!!でも、そこから本当に「武勇伝」ネタシリーズで一気にブレイクしましたよね。今日の話を聞いてると、あのネタは全然中田君の現実とは違う気がするんですけど・・・
N:
あのネタはNSC(吉本の学校)に入る前に100本ぐらいネタを書いてた中に原型があって、評判も良かったので徐々にブラッシュアップしてあの形になったんですけど、それまでまったく女の子にモテなかった反動で、「あっちゃんカッコイイ!」って言われたいという願望で出来たネタです(笑)
F:
そうそう、僕ら不良ってわけでもないし、ケンカもしたことないし、お互いシャイボーイでしたからね。
C:
あら、では藤森君も本当はチャラく無かったって事?(笑)
F:
・・・・。え~と、カッコはチャラチャラしてましたけど、女子には話しかけれなかったですね(苦笑)
C:
やっぱり偽チャラ男だったんだー!!(笑)

新たなオリエンタルラジオ

C:
さて、そんなワケで、最近は藤森君のチャラ男キャラのブレイクに続いて、中田君もインテリキャラや、実の弟・FISH BOY君(ヒップホップダンスの世界チャンピオン)とのダンス共演、タレントの福田萌さんとの結婚などで何かと話題ですが、新しいDVDのタイトルも「オリエンタルラジオ LIVE 2011~絶賛再ブレイク中。オファーお待ちしております~」と、まさに二人とも再ブレイク中ですね(笑)
F:
結果的に、僕のチャラ男ネタからあっちゃんの結婚ネタにバトンタッチ出来て良かったです(笑)
N:
僕も新たに弟や嫁という武器が持てて良かったです(笑)
F:
家族を武器言うな!!
C:
アハハッ!なんかその一連の流れも含め、ある意味凄いコンビプレイだと思うし、二人はバランスが取れてて本当良いですよね~。新しいDVDも拝見させてもらいましたが、ホントにそれが伝わってきたし、何より漫才のネタが良く練られてて、TVの短いネタの時間だけでは伝わりきらないオリエンタルラジオの今の魅力がいっぱい詰まってて凄く楽しめましたよ!
N&F:
ありがとうございます!!
C:
個人的には、中田君が結婚前に収録されてるネタの中に、結婚ネタとかがあったりして、それを音声特典の副音声で、二人が解説したりしてるリアルなコメントも面白かったです(笑)
N:
わ~、そこまでチェックしてもらえて本当嬉しいですね。あれは嫁と出会う一ヶ月前に披露したネタなんで、あれから嫁と出会って結婚してるってスゴイ話ですよね(笑)
C:
いや~、でもそんな素敵な伴侶もめとって、今後ソロでもコンビでも益々の活躍が期待されますが、二人の今後の目標は?
N:
自分たちの方向性もより見えてきたので、応援してくれる家族やファンの皆さんの為にも、またコンビとして冠番組が持てるように頑張りたいですね。
C:
是非楽しみにしてます!それでは最後に、お二人にとって「故郷」とは何か教えてください。
F:
僕は未だに母親も長野に住んでますし、故郷があったお陰でこうして名産を紹介したり、ネタとして話す事が出来るので、ホントに良かったと思います。なので、僕にとって故郷は「ネタ」ですかね。
C:
故郷はネタって、スゴク良いですね。中田君は?
N:
僕の場合は、色々引越ししながら育ったので、昔は故郷が無いんじゃないかって思ってたんですけど、今は故郷がいっぱいあるって思いますね。住んだ時期も違うし、それぞれの思い出もあったりして、故郷は僕にとって「自分のカケラ」ですね。全部を集めると今の自分になる様な気がします。
C:
それぞれの故郷が、自分のカケラって、素敵ですね。今日はありがとうございました!
N&F:
ありがとうございました!!
動画コメント

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