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浜谷健司(左)と神田伸一郎(右)で2000年「ハマカーン」結成。主に「爆笑レットカーペット」「笑点」「ぐるぐるナインティナイン」など数多くのバラエティ番組に出演。現在はNHK Eテレ「高校講座 生物」、文化放送「大竹まことのゴールデンラジオ」金曜リポーターなど幅広く活躍中!また、現在開催されている「THE MANZAI 2011」では、認定漫才師として、12月に行われる決勝大会に向け、本戦サーキットに参戦中。ハマカーンベストネタライブ「カードボード、ウォレット&スリー・ボクサーパンツ」も発売中。 最新情報は http://www.kdashstage.jp/profile/stage/hamaka-n/
どうもハマカーンです。ゲスの極み!我々が流行らせようとしているフレーズである。もちろん本編とは一切関係ない。
さて地方ロケの話だが、我々のように中野あたりの小劇場では爆笑をかっさらうが、テレビ局に入るとバイト初日の学生の様に委縮してしまうような、売れてない若手芸人でも、結構いろんなところに行かさせて頂いている。
仕事でさまざまな地方に、それこそ自分では思いつかないような土地に行かさせていただく時に、つくづく芸人になってよかったと思うのである。もちろん、平日の昼間から草野球をし、そのあとビールを飲んでる時にも、つくづく芸人になってよかったと思うわけだが。
我々は、幸いにも偉大な先輩たちに恵まれているおかげで、先輩にくっついて地方ロケの仕事に行くのであるが、ハマカーンの実力はこんなものではない。なんせハマカーンの神田伸一郎は、あのパンストデザイナー神田うのの弟である。血縁という関係は、筋肉マンとテリーマンの信頼関係よりはるかに太いパイプであり、それは所属事務所が別にもかかわらず仕事を産み出すのだ。事務所という垣根を越え、我々ハマカーンは神田うのにくっついて地方ロケに行ったことがある。この場合ハマカーンの浜谷健司は、有名タレントの弟の相方という、か細いパイプを頼りにゴールデン番組に進出を果たしたラッキーボーイと言えよう。
しかし知名度のない芸人の地方ロケは厳しい。待ち合わせの場所でスタッフさんが我々に気づかなかったことがあるし、ロケ中に、カメラに気づいたシロートのオバチャンが「タレントさんどこにいるの?」とたずねてくるのは当たり前すぎて、我々にとっては「こんにちは」と何ら変わらない言葉である。そんな時我々は「ジェイソン・ステイサムが来てるらしいですよ」と適当なウソをつくのである。ひどいと思う読者もいるかもしれない。しかし冷静に考えてもらいたい。そんなオバチャンにジェイソン・ステイサムとハマカーンの違いが分かる訳がない。
さて、地方ロケの思い出は数々あるが、我々が思いをはせるのは、行く先々の飲食店でメインのタレントさんのついでに頼まれたであろう我々ハマカーンのサインが、ちゃんと飾ってあるのか?ということである。もちろん確かめに行く度胸は無いし、そんな度胸が湧いてきたとしても、行く交通費など無い。最後に一つ言っておきたい。ゲスの極み!
Hi-Hiさんをご紹介しましょう。思い付いたことを何でも言っちゃう上田さんと、その隣で優しく太陽のような輪郭でたたずむ岩崎さん。僕たちと一緒で現在THE MANZAIの認定漫才師でもあります!4行のネタ帳を5分の漫才にする猛者達である。