冬のあったか料理レシピ特集

今回の特集は、寒くなったこの時期に食べたくなる、心身ともに温まるオススメの料理レシピを、本誌連載や数々のテレビ出演でもお馴染みの料理研究家・浜内千波先生に伝授していただきました!先生のヘルシーで美味しくて簡単!何度もリピートしたくなる料理を是非ご家庭でお楽しみください♪

蕪と鶏肉のクリーム煮

蕪と鶏肉のクリーム煮

冬に温まるメニューと言えば、ルーを使った料理があります。ルーは買ったり、作るのが面倒に思う人も多いと思いますが、フランスの家庭料理の技法を使って簡単に。ブールマニエというバターと小麦粉を混ぜ、溶かしてとろみをつけるもの。簡単に作れますので、ぜひ挑戦してみてください!

材料

阿波尾鶏 ------------------1/2枚(200g)
塩(肉下味) --------------小さじ1/3
胡椒 -----------------------少々
蕪 -------------------------3個(300g)
人参 -----------------------1本(150g)
水 -------------------------1カップ
牛乳 -----------------------1カップ
塩 -------------------------小さじ1
バター ---------------------大さじ1
小麦粉 ---------------------大さじ1.5
蕪の葉 ---------------------50g
手順1

手順1

鶏肉は大きめに6等分ほどに切り、塩、胡椒をもみこむ

手順2

手順2

蕪、人参は食べよい大きさに切る

手順3

手順3

フライパンを中火で温め、鶏肉を皮目を下にして入れ、人参も加え両面さっと焼く

手順4

手順4

蕪、水を加えて中火でひと煮立ちさせ、分量の塩を入れ、蓋をして10分ほど野菜に火が通るまで煮る

手順5

手順5

バターをレンジ(600W・20~30秒程度)で溶かし、小麦粉と混ぜておく。

手順6

手順6

牛乳をフライパンに加え、バターと小麦粉を溶き入れる。蕪の葉があれば、さっと最後に入れ込む

蕪と鶏肉のクリーム煮

白菜とちくわの無水蒸し

徳島県のちくわは、弾力もあり、そのまま食べるもよし、加熱してもとっても美味しいです。ちくわから出るお出汁は、絶品!生姜がピリッと効いて、寒い日にもってこいの1品です。

材料

白菜 --------------------400g
ちくわ ------------------4本(100g)
生姜 --------------------ひとかけ
塩 ----------------------小さじ1/2
手順1

手順1

白菜は洗って水気をさっと取り除き、一口大に切る

手順2

手順2

生姜は千切り、ちくわは一口大に切る

手順3

手順3

鍋に白菜をいれ、塩を全体に振り、ちくわ、生姜を入れて蓋をする

手順4

手順4

中火で7~8分火を通す

手順5

手順5

無水でも、野菜から水がしっかり出てきます

手順6

手順6

一度途中で大きく上下を混ぜ、白菜がしんなりとしたら器に盛る

蕪と鶏肉のクリーム煮

ミートボールのトマト煮込み

煮込んだミートボールは、火の通りの心配なし!肉に塩、胡椒をしてしっかりこねることでまとめる力が出てくるので、玉ねぎ以外にもお好きな食材を入れ込んで作ってみてください。本格的な洋食にするために、数種類のスパイスや果物から作られるウスターソースを入れ込みました。

材料

合いびき肉 ---------200g
塩 ------------------小さじ1/3
胡椒 ----------------適宜
ウスターソース -----大さじ1
玉ねぎ --------------100g
小麦粉 --------------適宜
冷凍里芋 ------------300g
カットトマト --------150g
水 -------------------150㏄
塩 -------------------小さじ3/4
オリーブオイル ------大さじ1
黒胡椒 ---------------適宜
手順1

手順1

冷凍里芋は、耐熱皿を入れ、ふんわりとラップをかけて、レンジにかけておく(600W・5分程度)

手順2

手順2

合いびき肉に塩、胡椒をして、しっかりこね、ウスターソースを入れ混ぜる

手順3

手順3

パン粉、玉ねぎ微塵を入れ込み混ぜ、12等分に分ける

手順4

手順4

小麦粉を薄く両面につけ、オリーブオイルでこんがりと焼く

手順5

手順5

余分な脂を取り除き、レンジにかけた里芋、水、カットトマト、塩を入れてひと煮立ちさせる

手順6

手順6

火を弱めて10分ほど煮込み、黒胡椒をふる

鶏ごぼう飯

鶏ごぼう飯

少し甘く仕上げた鶏ごぼう。鶏皮のうま味が出た油で作ればコクのある1品に。ごはんは、炊き立てでなくとも冷凍ごはんなどを温めたものでもOKです。

材料

お米 ---------------------2合
阿波尾鶏 -----------------1/2枚(200g)
ごぼう -------------------100g
エノキ -------------------50g
砂糖 ---------------------大さじ2
醤油 ---------------------大さじ2
酒 -----------------------大さじ2
塩 -----------------------小さじ1/2弱
ゴマ ---------------------適宜
手順1

手順1

米を洗い普通に炊く(冷凍ご飯600gほどを温めてもOK)

手順2

手順2

ごぼうはささがき、エノキはざく切りにしておく

手順3

手順3

鶏肉の皮をフライパンに入れ、中火でこんがりと焼いて取り出しておく

手順4

手順4

そのまま出て来た油で、1㎝強の角切りにした鶏肉を炒め、ごぼう、えのきの順に加えて炒める

手順5

手順5

調味料を加え、中火で煮切る

手順6

手順6

ご飯が炊けたら、炒めた具材を加え混ぜ、ゴマ、皮を刻んだものをトッピングする

レンコンの肉詰め、とろとろ餡かけ

レンコンの肉詰め、とろとろ餡かけ

レンコンは、徳島の特産物!レンコンの穴にしっかりと肉詰めするために、輪切りにする前に肉を詰めます。れんこんは火の通りも良く、軽く焼いたり、ひと煮立ち程度でOK

材料

レンコン ----------------300g
豚ひき肉 ----------------150g
塩 -----------------------小さじ1/4
胡椒 ---------------------少々
片栗粉 -------------------適宜
サラダ油 -----------------大さじ1
水 -----------------------150㏄
酒 -----------------------大さじ1強
砂糖 ---------------------大さじ1強
醤油 ---------------------大さじ1強
水溶き片栗粉 ------------適量
ゴマ ---------------------適量
七味唐辛子 --------------適量
手順1

手順1

レンコンは、アルミホイルでこするように皮を削る

手順2

手順2

小さめのボウルに、豚ひき肉、塩、胡椒を入れしっかりとこねる

手順3

手順3

レンコンの穴に肉を回し入れながら詰め、1㎝ほどの厚さになるように、輪切りにする

手順4

手順4

れんこんの両面に片栗粉をはたき、中火で温めたフライパンに、サラダ油、れんこんを入れ、こんがりと両面焼く

手順5

手順5

分量の水、調味料を入れてひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉でとろみをつける

手順6

手順6

仕上りにごま、唐辛子をトッピングする

浜内千波先生の オンライン料理教室

浜内千波先生のオンライン料理教室

好きな時に、料理を学ぶ料理をもっと深めたい方に旬の野菜や、栄養をしっかり摂れる献立作りをしっかりとお伝えしています。

オンライン料理教室11月のテーマ

白菜と大根料理

  • ・塩おでん
  • ・白菜のクリームパスタ
  • ・白菜とチーズのデバ地下サラダ
  • など5品をご紹介予定

詳しくは こちら

料理研究家 浜内千波

料理研究家 浜内千波(はまうちちなみ)

昭和30年生まれ。
徳島県海陽町出身。大学卒業後、OLを経て岡松料理研究所へ入所。
その後ファミリークッキングスクールを開校。
雑誌や書籍をはじめ、テレビ、ラジオ、講演会、料理イベントで活躍。食材の味を生かした料理、野菜料理は特に定評がある

LINE
料理教室へのご案内、イベント出演情報や、料理のちょっとした豆知識を配信!LINE限定のお料理レシピも随時ご紹介!ぜひ、日々の献立に役立ててみてください。

Instagram(@chinami_hamauchi)
毎日のお料理とインスタライブ

Twitter(@hamauchichinami)
毎日の朝ごはん

料理はやっぱりガスがいい!