第十回「大掃除の心得」

こんにちはＤｒ.コパです。あっという間に年末も押し迫ってきました。今年の未年はいかがでしたか?風水的には努力が形になりやすい１年でした。どんな小さなことでも、一歩前に踏み出すことで今年の運気を味わうことが出来ますから、まだまだ気を抜かずに未年の運気を最後まで味わってください。

さて、良いことも悪いことも沢山起きた１年を最後は笑顔で締めくくるために、日本には大掃除という風習が残っています。よく笑い話で掃除をしていたら除夜の鐘が鳴ってしまった・・・。なんて話がありますが、それでも大丈夫。ある意味掃除をしながら新年を迎えるのですから、とても意義のある年越しになります。

今回は掃除のことを少し話しながら楽しい年末の過ごし方をご紹介します。
まず始めに、大掃除をする前に準備を始めましょう。毎日少しずつ掃除をしておくのが理想ですが、忙しい人は無理をせずに、毎朝風を通して空気を循環させる癖をつけてください。
寒い季節はちょっぴり勇気がいりますが、換気をすることで朝一番の厄落としが出来ます。人は眠っている間に、吐き出すと息といっしょに厄を放出しているからです。

次に大切なのは厄落としの空間である寝室の布類を洗濯すること。寝汗をかくのももちろんですが、厄落としの役目をはたしてくれたパジャマやシーツ布団はくたびれています。
洗濯をしてあげることで新しく運気を補給してあげることが大切です。そして眠る時のパジャマですが、出来れば毎日新しいものを着て眠るようにしましょう。外出着とパジャマはなるべく一緒に資せずに、眠るための洋服を決めておくことをすると良いですね。パジャマは眠る時の正装ですから、運気を変えたいときやしっかりと休みたいときには洗いたてのものを着て眠ってください。

つぎに、同じような自宅の厄落としスポットである玄関とトイレ・お風呂場を掃除しましょう。
換気とカビなどを綺麗にし、排水溝もピカピカにすると自分自身に対する気持ちが優しくなってきます。玄関は三和土の水拭き、不必要な靴を整理してピカピカに磨くと懸賞の運気上がってきます。
年末の楽しみである宝くじにも気分よく挑めますからぜひ挑戦してみてください。

トイレやお風呂は布製品を取り換える良いチャンスです。来年のラッキーカラーは白とラベンダー色ですから、この２色を意識してください。少し値段は張るかもしれませんが国産の上質なものを選ぶといいですよ。最近は良い洗剤も出ていますから、排水溝は特に綺麗にしましょう。肌や便秘、頭痛のトラブルなどが解消しやすくなると風水では考えています。
最後にクローゼットの大掃除を今年はお勧めします。パンパンのクローゼットには新しい運気は入って来にくいですから、大掃除のチャンスに不必要なもの、これは３年以上来ていないものを中心に処分をしましょう。

来年の申年は、せっかちな１年です。見ざる聞かざる言わざる と表現されることも多いですが、これは本当に大切なことが解り実行できている人に言える言葉です。まずは、自分が一番活かせる環境を作り、自分の中のベストを更新する努力をしてください。
不動産や今後の自分に対するお城や基地を作るのに最高の１年ですから、形にして残す、旗を立てることを忘れずに。カレンダーもせっかちな年末年始を表現して言いますから、しっかりと準備をしてのんびりをやめましょう。

それでは今年も鍛える風水をありがとうございました。
また来年！