長い夏休みがもうすぐスタートしかし、子供が自宅にいる時間が増え、部屋の中に使いかけのゲーム機やマンガ、おもちゃが散らかり、宿題もほったらかし、「片づけしなさーい」が口癖になってしまうお母さんも多いのでは。片づかないお部屋にイライラして、ガミガミ叱った経験、たくさんのお母さんにあると思いますが、「お片づけすること」小さな子供たちは一体何をどうしていいのかわかりません。 2004年以降、小学校の家庭科の指導要領が変わり「片づけ」が授業に取り入れられ、今や片づけも学校で学ぶ時代になりました。では、子供が自分で片付けできるにはどうしたらいいのか?何をどこにどうしまったら、出しやすく、しまいやすいか、親子で一緒に考えながら、快適なお部屋作りを夏休みにしてみてはいかがでしょうか?
子供と一緒に片付ける意味を考え、子どもと一緒に作業する。
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ゲーム感覚でお片付けをさせる
おもちゃをしまう写真のように、パズル感覚で楽しんでもとに戻す方法を考えてあげると、お子様も楽しく片づけできるようになります。お部屋がキレイになる、楽しい、すっきりして気持ちいい!という感覚を身につける事ができます。
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モノの住所を決めてあげる
○○はココ。○○はこの色のケースといったように、まずはモノの住所を決めてあげて、その後、細かく番地まで決めてモノを収納していくように、お子様の段階を見ながら収納方法を考えてみてください。例えば、小さなお子様はバケツ収納にし「ぬいぐるみ」「つみき」「○○」といった風にラベリングし、ポイポイ入れるだけの収納にしたり、おもちゃ箱に一工夫しましょう!ラベルを絵で分かるように工夫すると、絵合わせ感覚で楽しく片付けられます。年齢だけではなく子どもの片付けの状態をきちんと見て、段階的にステップアップしながら、片付けを習慣化することの成功の秘訣です。
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親が子どもが片付けをしやすい環境を作ってあげる
「どう片付けたらいいかわからない」大人でもどうしたらいいかわからない人がたくさんいる中、子供ができなくても当然といえる時代。 まずは親が子供の気持ちに寄り添う方法で、子供部屋の収納を見直して片付けやすい環境を準備してあげましょう。 その為には大人も子供も片付け方の基本を教えてもらっていなければ、キレイに片付けることはできません。 大人には頭が痛い事かもしれませんが、子どもが、片付けをできないのは、実は親のせいなのです。片づけは親が教えてあげる必要があります。 片づけやすい環境を整えてあげると、お子さんは自分から積極的に片づけに取り組んでくれるようになるでしょう。 子どもの頃から片づけがしっかりできることによって、「自分にとって必要なモノは何か?」「大切なものは何か?」といった意識を身につける事に繋がっていき ます。複雑な現代社会を「生きやすい自分」にしていく為には片づけができるという事自体、とても必要な事です。そして、今のお部屋の状態でまず見直してほしいのが高さ。子供の目線の高さにモノの置き場所をあわせること。扉やフタがなく簡単に出し入れできることなどがあります。子供の成長にあわせて買い足せるボックスや、オープンラックなど、取り出しやすく戻しやすい収納をこころがける事が大切です。