春はライフステージが変化する季節。今年は例年に比べ雪もたくさん降り、寒かった徳島の冬でしたが、春はもうそこまで来ています♪そこで、暖かくなるまでに是非、見直したいのが下駄箱。整理収納アドバイザーと一緒にお片付けレッスン1回目は「 下駄箱の片付け 」です。玄関は お家の「顔」 そして家族が毎日出入りする場所。いつも使うからこそ、下駄箱をはじめ 玄関まわり はいつもキレイな状態をキープしたい場所です。今回は、実際の下駄箱の片付けを見ながら、ポイントをお話していきます。

1 とにかく全部出す!

まずは下駄箱からすべて出すことからはじめます。これは 下駄箱だけに限らず、 すべての場所で同じ。靴が入っている状態でお掃除はなかなかしづらいもの。この機会にすべての 棚板をキレイに掃除 してスッキリ! 履いていない靴や出番の少ない靴 がスペースを占領してしまっては限られたスペースがもったいない。好みじゃないな。あまり履かないな。という靴を見直しましょう。また、傷んでしまってたり、汚れて 履けなくなっている靴 ありませんか?全部出したら確認しましょう。

2 玄関にあると便利なモノ・なくてもいいモノを見直してみる

玄関にあると便利なモノ ってありますよね、例えば、 靴のお手入れ用品 や 靴ベラ、鍵、印鑑 など。しかし、玄関にあると便利なモノってみんな一緒じゃありません。各家庭によって、違ってきます。M様に何があると便利かを尋ねてみると、 「黒板!」 とのこと。下駄箱上に家族の伝言用の小さな黒板を置くことに。自分にとって、家族にとって何が玄関にあると便利か?を考えながら片付けましょう。そして、M様のお家の玄関には傘がたくさん。全部出してみると実は壊れている傘や使えない傘も。それらは処分して必要な本数を決めて置く事にしました。

3 収納ケースを活用して「見える化」しよう

上下に分かれているようなM様のお家の下駄箱。 下には日常的によく履く靴 を中心に収納。 冠婚葬祭の靴や季節外の靴は、上の場所 にしまうといったスペースの使い分けをしました。買ったときに入っていた靴箱はサイズがマチマチなので、 市販のシューズケース を使うのがおすすめです。クリアなモノを選ぶと中に何が入っているのか見てわかるので便利です。見た目もスッキリな上、四角い箱を使用することでスペースも無駄なく使えます。揃っていると 扉を開ける度、気持ちいい 。そしてとてもスッキリ見えますね♪

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4 ラベリングは必ず

箱に入れたままだと、「あれ、何が入ってたっけ?」と箱を毎回あけて確認しなくてはいけなくなります。記憶とは不確かなものです。しっかり ラベリング をして中身を記入しましょう。M様宅は和装の小物がたくさん。草履。雨用草履、ご主人用の草履など。ラベリングして 自分も家族も みんながわかるようにしました。ちなみに頻度の低い カッパ類、スリッパ などは元々あった白いケースに収納しました。

5 収納スペースを考える

収納は使う時の事を考えて、 取り出しやすいように おさめること。ただスペースにしまい込むことではありません。そして、 使いやすい高さの順 は 中・下・上 。それは下駄箱でも同じです。靴の使用頻度を考えながら、使用頻度の低い靴を上の吊り戸棚に収納することにしました。よく使う靴は下の下駄箱へ。また今の季節よく履くブーツは棚板の高さを変えてすべて収納し、下にあった季節外のサンダルは上へ。そしてこの下駄箱の高さはちょうど腰高の高さ。基本的に「 腰高の場所はモノが集まりやすい場所 」です。置きやすい高さだからどうしても モノが溜まりがち に。 玄関入って、すぐ視線が向かう 下駄箱の上のスペース。たくさん飾ってあったモノを減らしてスッキリとし、M様が 厳選した飾りたいモノ だけモノを置くスペースに。 お部屋の中はモノを多く飾りすぎると雑多な印象を受け、せっかく収納の中が片付いていても、片付いていない印象を受けます。今後、M様のお家では、この下駄箱上のスペースはお花を飾るスペースとします♪とおっしゃってくださいました。

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セリアの白い収納ケース ¥100(税別)