源 まいこ
整理収納アドバイザー1級・整理収納アドバイザー2級認定講師・インテリアコーディネーター・住宅収納スペシャリスト・二級建築士
整理収納サービス・インテリアコーディネートを中心に「暮らしとすまい」に関することをトータルでご提案。徳島初の整理収納アドバイザー2級認定講師として2級認定講座その他、 1DAY整理収納セミナーやインテリアセミナーを開講。
studio+ S スタジオプラスエス http://www.studiopluss.jp
整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーターの源です。今年も残り少なくなりましたね。そろそろ年末の大掃除や片付けを考えている方も多いのではと思います。vol.23回目のお片付けレッスンは「可動棚と収納と」というテーマです。可動棚があるおうちもたくさん。また、これからおうちづくりの際は取り入れてみたいなと思う方もいらっしゃると思います。実際の施工事例写真を見ながら、可動棚収納について考えていきましょう。
動かせる棚のこと。壁面に棚柱を取り付けて、棚板を金具で取り付けて使います。その棚板を移動することができるので、間取りや用途、収納するもののサイズや量によって 位置や高さを自由に変更することができます。可動棚は可変性のある収納として、自分の暮らしにあわせた使い方ができる、とても便利な収納の1つです。
収納するモノにあわせて奥行や高さを変更できる
モノは幅や高さ以外に奥行も様々。モノに合わせた奥行の棚にすることでスッキリとした収納になる上、空間に無駄がなくなるので散らかりにくくなります。棚板の高さを変える時はブラケットの位置を調整します。棚柱に取り付けたブラケットは簡単に取り外すことができるので、女性の方でも簡単に自由に棚の位置を変えることができます。
空白の壁があれば設置することができる
家具が入らないスペース(階段下収納や変則な形状の空間等)にも壁があれば取り付けることができます。但し、棚柱を背面の壁に固定をするので、あらかじめ下地補強をしておく必要があります。収納計画の段階で、必ず施工業者さんと下地の確認をしておきましょう
可動棚の種類は各メーカーさんによっても様々で側面支持(両側壁面に棚柱を取付)と背面支持(背面壁に棚柱を取付)の2種類があります。
今回は背面支持の棚柱+ブラケット仕様の持ち出し型の可動棚を深堀りしていきます。 ※参考写真:南海プライウッド株式会社
1 棚の重さに気を付ける
可動棚、あなたのおうちの可動棚は可動していますか?棚板の高さを変えられる可動棚をうまく使うと便利な収納をつくることができますが、棚板を集成材でつくったり、長さがある場合などは、重たくて女性一人で動かすことが大変なこともあり、可動棚なのに一回も可動していない・・・そんな声を聞くことも。収納するモノの重さや場所にあわせて棚板の種類も一緒に検討しましょう。
2 可動棚のサイズをそろえる
可動棚の計画をする際、可動棚の幅と棚柱の取付幅や棚板の種類を揃えておけば、他の場所の可動棚で使いまわすことも可能です。
3 本当に必要な場所に可動棚を設置する
収納するモノによっては固定棚の方がよい場合も。特に重たいモノを収納する際は可動棚の耐荷重によっては棚板のたわみの原因にもなります。事前に収納計画を考えて固定棚か可動棚か適材適所に必用な棚を選びましょう。
Y様邸のキッチン横収納の可動棚。お引越し当初はそのままだった可動棚ですが、定位置が決まった後、ケースの高さにあわせて使いやすく可動しました。上の方に家電やドリンクのストックなども収納したいとのご希望で、重たいモノを収納しても大丈夫なように、集成材の棚板で大工さんにつくってもらいました。
A:こちらもF様邸新築のお宅の靴収納の棚板。玄関の下足棚は汚れが目立たない、丸洗いできる南海プライウッドさんの樹脂棚板をご提案。ケースにあわせて高さを調節し、写真を張り付けると中身もとてもわかりやすいですね。
B:パントリーの可動棚。こちらは南海プライウッドさんのランバーシリーズの可動棚を取付ました。ホワイトの棚板で清潔感ある見た目もすっきりの収納に。
今回は収納を考える上で、とても便利な「可動棚」を取り上げました。可動棚は可動してこそ、暮らしにより便利な収納になります。可動棚のメリットはたくさんありますが、注意点もいくつかあるので、せっかく費用をかけてつくる可動棚の良さを最大限に活かした収納ができるように、リフォームやご新築の際は収納計画をしっかり考えた上で、是非取り入れてみてくださいね。
講師: 源 まいこ (整理収納アドバイザー2級認定講師 studio+S)
10:00~17:00(途中1時間お昼休憩)
24,700円(税込) ※全国一律認定料及びテキスト代 1,600円込
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